分籍届の出し方やメリット・デメリットは?分籍後の表記のされ方も解説<しんどい毒親と縁を切りたい>

誰も教えてくれない

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身体的・精神的・性的・教育的・ネグレクト(育児放棄)・その他様々な理由はあれど、とにかく親と縁を切りたい。何がなんでも絶縁ぜつえんしたい。

そんな思いでこのページに辿り着いたのではないでしょうか。

親と縁を切る方法のその一つとして『分籍届ぶんせきとどけ』というものがあります。18歳以上の成人年齢であれば、いつでも申請することができます。

この記事では、分籍届とはそもそも何なのか?メリットやデメリット、また分籍届を出した後はどうなるのか、など説明していきます。

できるだけ細かく詳しく書いたので長ったらしく読みづらかったら申し訳ないけれど、最後まで見ていただけたら幸いです。

そもそも分籍とは何?

まず、『戸籍こせき』というものはどういったものなのか。

戸籍というのは昔の時代からのなごりで、人々の住所や家族構成などを記載しておき、役所で保管しておく大事な文書のこと。

今は住民票がその代わりをしているので、戸籍はいらないのではないか、という声もあるそう。

戸籍謄本こせきとうほん戸籍抄本こせきしょうほん、という言葉を聞いたり見たりしたことがあると思うけれど、戸籍謄本が両親や兄妹、自分など全員が書かれている文書。戸籍抄本が、その中から1人の情報だけ必要なときに発行できる文書のこと。

戸籍謄本がなぜ必要なのか、というと、『日本で生まれ日本に住んでいて日本人であることを証明する』という意味合いが強い。外国の方などは住民票がある一方、戸籍謄本はないのはこのことなのだそう。自分の家族関係や日本国民としての身分証明を明らかにするものとしての役割がある。

パスポートを取るときにも必要だったりする。他にも、結婚または離婚をするとき、生命保険に入る時、遺言書をつくるときや、相続そうぞくの手続きをするときにも必要。(あまり必要なときはない気がする)

自分が生まれたとき、両親がきちんと出生届しゅっしょうとどけを書いて申請をしていれば、戸籍に自分の名前が記載される。これが戸籍謄本になる。

分籍届のメリットとデメリットは?

正確に言えば、分籍届を出すことにメリットもデメリットと無いといえる。

じゃあ分籍は意味ないじゃないか、と思うかもしれない。だが、唯一のメリットとしては、親の戸籍から抜けることで、独立した自分だけの戸籍を持つことができるので、戸籍謄本を取得した際に自分の名前しかない、ということになるので、文書上で親から独立した、という気持ちの面で大きい。

デメリットとしては、以下に記述するように分籍届を出すことで、戸籍謄本の自分の名前の欄に『除籍』がつくので、親や兄弟が戸籍謄本をとったときに、分籍したことがバレて面倒なことになるかも、というくらいだろう。

あとは、結婚をして離婚をすると、結婚前の戸籍に戻るか、自分の新しい戸籍を作るか選べるので、そういうことを知っている人が自分だけの戸籍を見た場合、何かワケアリなのかと思われる場合もあるくらいだろう。

戸籍謄本の自分の項目に両親の名前が書かれているので、これは分籍をしようと消されることはない。法律上、親子の関係は切っても切れないのだ。分籍をしても役所は自分の生まれた両親や戸籍を辿ることができるようになっている。

分籍届の出し方

まず、自分の戸籍謄本を取っておこう。今住んでいる場所に戸籍謄本がある場合は必要ないが、すでに別の場所に住んでいる場合は、戸籍謄本がおいてある市役所に直接行って取りに行くか、遠い場合は郵送してもらおう。郵送の場合は市役所のホームページを見て書くといい。戸籍謄本のある場所に直接行けるなら、そこで分籍届を出すことができるので手っ取り早い。(わからなくても大抵の場合は自分が生まれ育った市区にあることが多い、事情で自宅を転々としていた場合は自分の生まれた場所にあるかも?)

それから、新しく自分の戸籍を置きたい住所を決めておくといい。

戸籍というのは場所が日本ならどこに置いても構わないので、どこかの公園や思い出の場所でも、また適当なところでもいい。間違っても自分の現在の住所にはしないほうがいいだろう。(すぐ引っ越すなら今の住所のままでもいいと思うので、引っ越しが決まっている人はする前にやっておくといい)場所を決めて、住所は忘れないようにメモをしておこう。

必要なら取得した戸籍謄本と、はんこを持って、市役所または区役所に向かおう。

分籍届を出す人はめったにおらず、案内を見てもわからないと思うので、住民票を出したときと同じように、『戸籍課』など書いてあるところに行くのが確実。

そこにいる役員に『分籍届を出したいんですが』と聞くと用紙をもらえるので、その場で書くなり持ち帰って書くなりできる。ある場合は戸籍謄本を見ながら、自分の名前、父母の名前、現住所、今の本籍地、新しい本籍地(新しく決めた住所)、はんこを押す、これで完成。少し書くのが面倒くさいかもしれない。

一度分籍届を出すと、元の親や兄弟が描かれている戸籍には戻れないという説明を受ける。大丈夫です、と了承して提出しよう。

これで1~2週間くらいすれば、晴れて自分だけが記載された戸籍謄本ができる。もしかするとここで紹介したことは、地域によって少し違いがあるかもしれないが、だいたいこの流れだと思われる。

一般的に、戸籍を移動するということは自分が結婚をするときくらいのことなので、理解をしている人はあまりいないらしい。役所の人でも知らない人は多いので、夫婦ではなく一人だけで戸籍を変えるとなると、戸惑う人もいる。だが、法律上できることなので、申請すれば普通に手続きしてもらえるので、安心していくといい。

ではなぜ分籍届があるのか、というと、相続の関係や何らかの事情で、戸籍を抜いたりしなきゃいけない場合があるから、手続き上、分籍届というものが存在しているそうだ。

分籍届を提出後、元の戸籍謄本の表記のされ方

分籍届を出して受理された後は、親や兄弟と一緒に記載されている元の戸籍謄本には自分の名前がかかれているところは『除籍』という文字が書かれる。

そこには自分が戸籍を置いた住所が書かれているので、すぐ引っ越す場合を除き、間違っても自分の現在の住所を書かないようにしよう。

この『除籍』によって、自分だけの戸籍を置いた住所さえも知られたくない、という場合には、分籍をした後、『転籍届』を使えば分籍をした後の住所のままで、転籍後の住所は知られないようになる。

まとめ

毒親と縁を切りたい…一番の確実な方法は別々に暮らして距離を置くこと、そして、連絡を一切とらないことに限る。

法律上、親子の縁を切ることはできなくても、関わらない、連絡を取らない、は実質縁を切ったようなものである。

親は申請をすれば自分の住民票を辿ることができてしまう。自分の自宅を探し当てて来るような悪質な場合は、『住民票閲覧制限』というものをかけることができるので調べてみるといい。

ただ裁判所で認定してもらうことになるので、手間や労力がかかる。虐待などが証明できて、命の危険があることが認定されないとそれをかけることができない。

それも難しそうなら、徹底的にごまかしてひたすらに逃げるしかない。電話番号やメールアドレスを変えたり、SNSアカウントを消したり、住所を転々としたり…できる限り自分の足跡をなくすしかない。

とにかく別々に暮らして関わらない、連絡をとらない。

親といえど、ただ血が繋がっただけの他人なのだから。良く思えなくてもいい。あなたと親は、別々の個性を持った違う人間なのだから、分かり合えなくて当然なんだよ。

そして誰のためでもない、自分のための人生が少しでも豊かになれるように、筆者は心の底から祈っている。

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